会社を辞める決断！自分に縛られず会社を辞めるマインドセット法

会社を辞めたい。
でも会社の事や一緒に働いている同僚、
上司の事を考えるとなんだか辞めると言えない…。

こういった状態で職場を辞めづらくなっていませんか？

かといって
この職場で無理して続けても、心身がやられてしまいそう…。
という状況ってあると思います。

本記事では、
自分よりも他人を優先してしまう方へ
今置かれている状況を客観的に分析し、
情に縛られないで会社を辞める決断をする為のマインドセット法をお伝え致します。

会社を辞める決断！自分に縛られず会社を辞めるマインドセット法

会社を辞めたいけど『退職します』と言いづらい…。
もしかしてその理由は、
職場で色々と任されているとか、
上司に退職の旨を言いづらい、同僚や会社に対して申し訳ないという『情』ではないでしょうか？

「人は感情の生き物」です。
会社の事、上司や同僚の事を考えると、どうしても躊躇してしまいますよね。

筆者も経験があり、そのお気持ちが解ります。
しかしそれは同時に…
『自分で自分を縛っている状況』でもあります。

そして
「申し訳ないという気持ち」に縛られ躊躇していれば、どんどん深みにはまっていきます。

例えば、
勤続年数が長いから。
他の人が辞めていってしまったから。
上司に期待されている気がするから…etc.

『情の上乗せ』で、いよいよ辞められなくなります。

それら自分を縛っている
『会社や相手に対する情』を払拭する為に…
客観的に自分の置かれている状況や状態を観ることが大切になっていきます。

下記で考えていきましょう。

自分が辞めたら職場が回らない？

まず大前提としまして、
『自分が辞めたら職場が回らない』という考えは持たないでください。

仮にそのような状況でしたら、私たちは休日を取れません。

確かにその職場で、
その人、固有の人間性によって慕われたり、仕事を任されたりすることはあります。

ですが、
私たちが休日を取った時、
職場の仲間から質問の電話が鳴りっぱなしになることはありませんよね。

もしかしたら
ほんの数％の方は、そのような状況にあるのかもしれませんが…
ほとんどの場合、そんなことはないはずです。

ですので、
『自分が辞めたら職場が回らない』という事はありません。

自分が辞めても、その後を引き継いでくれる人は沢山います。

仮に私たちが職場を辞めてしてしまっても、
数か月後には他の人が、その場所で頑張ってくれます。

それが会社です。

ですので、
『自分が辞めたら職場が回らない』という考えは手放してください。

自分が置かれている状況を客観的に観る

上の画像は
「エックスマインド」というソフトを使い、筆者が書いてみたものです。

「職場を辞めたい…」
そう漠然と考えているだけでは、決断するのにも時間が掛かります。

時間と共に気持ちも揺らぎますし、ストレスも溜まっていってしまいます。

そのような時、
マインドマップ形式で
『なぜ辞めたいのか？』
『今の職場に居るメリット、デメリット』
等を書いていくと、職場を辞める心を固めやすくなります。

イメージとしては、
上の画像のような感じで書いていきますが、
勿論ソフトを使わず、ノートに書いても大丈夫です。

上の画像を参考にして、
見開いたページに自分の状況、気持ちを書き出していきましょう。

１．ノートの頭に『今の仕事を辞めるか否か』というような題名を書きます。

２．次に『何故、今の仕事を辞めたいのか？』思いつく限りの状況や気持ちを書きます。

３．そして職場を辞める事に対して『メリット』と『デメリット』を考えて書いていきます。

文章や見える状態で書き起こすことで
客観的に自分を見ることができ、気持ちを決定づけていく効果を期待できます。

頭の中だけで考えていると、
ネガティブな事しか考えることが出来ず、
「何故嫌なのか？」「私はどうしたいのか？」という客観的な考え方がしづらくなるからです。

大切なのは書き出すことです。
目に見える状態にすることで、自分の置かれている状況と真剣に向き合えます。

そのような方法で
自分の状況や気持ちを整理してあげてください。

自分に縛られないマインドセット法

ひとつ前の項目で、
自身の状況を整理するために、
マインドマップのイメージで
自分の気持ちや状況を客観的に分析、整理しました。

ただ…
ある程度の気持ちの整理はついたけれど、
「でもやっぱり踏ん切りがつかない」という状態にあったら…

次は
自分自身に縛られない為のマインドセットです。

その方法として
『アファーメーション』の応用をしていきます。

先程のノートの他のページを開き、
書きやすいボールペンを用意してください。
そして、
１日にノート片面１ページで良いので、
毎日、自分の心を決める為の文言を書いていきます。

例えば…

『私がこの職場を辞めるのは、
　私自身の為である。
　私は周りではなく私の為に職場を辞める』

というような感じです。

これを毎日、ノート片面１ページにビッシリと書いてください。

ここで大切なのは、
『私は○○をする』という公式にすることです。
「私は…」と始めることで、潜在意識に「私の為に私が行う」という事を刷り込むのですね。

これを行うことで、
私は自分自身の為に会社を辞める。
会社や上司、同僚への情を持たない。
自分自身の心に縛られない。
という事が、心の深い部分に刷り込まれていきます。

会社を辞めるに際して
足止めをしている気持ちを払い、
しっかりと自分の意志を持って、次のステップへ歩を進めることが出来ます。

これも大切なのは書くことです。
一文字一文字、
集中して筆を走らせることで、潜在意識に刷り込みやすくなります。

この記事の最後に

仕事内容、人間関係など
「自分に合わない」という場所はあります。

仕事や上司、同僚の事を考えると辞められないというのもあります。

でも憂鬱に支配されている状態ですと、
本来の力も発揮できませんし、心も体も削られていってしまいますよね。

そうなってしまえば、
仕事を上手く行かせるどころか、日常生活にまで影響を及ぼしてしまいます。

でしたら、
自分自身を護るために他の職場を探したり、
資格を取って別業種に挑戦した方が、自分自身の未来の可能性も広がります。

尚且つ、新しい職場が居心地良かったら、毎日を健やかに過ごせます。

私が辞めたら採用してくれたのに迷惑がかかる。
私が辞めたら皆が大変になる。

というような気持ちになってしまって、辞めたいのに辞められないのは非常に辛いです。

筆者も合わない職場は散々ありました。
そして、辞めたいけれど「自分の心に縛られて辞めづらい」というものもありました。

しかし、いざ離れてみると…
周りは関係なく動いて行くことも知りました。

大切なのは、
『周りにどう思われるか？』よりも…
『自分がどうしたいのか？』です。

自分の気持ちに縛られないなら、もっと世界は広がっていきます。

本記事が
少しでも貴方様のお役に立てれば嬉しいです。

それでは、
本日も
最後までお読み戴き、
誠に有難うございました。