「誰にでもできる」見返りを求めない心を育てる簡単な3つの方法

2021.08.25
「誰にでもできる」見返りを求めない心を育てる簡単な3つの方法

家族や友人、
職場の人などに対して何かをした時、
その時の気持ちとは裏腹に、
「せめてお礼が欲しい」など見返りを求めてしまう。
相手からリアクションが無いと、不満な気持ちになってしまう…。

このような状態ですと
折角こちらからアクションを起こしても、心が疲れてしまいますよね。

もしかしたら、
見返りを求めない心を手に入れるのは無理かも?
そう思っているかもしれません。

でも大丈夫です。
少しずつではありますが、
「見返りを求めない体質」に変化させていくことが出来ます。

下記でご紹介していきます。

見返りを求めない心を育てる簡単な3つの方法

最初にお伝えしたい事があります。

実は、見返りを求めること自体は、別段悪い事ではありません。

何故ならそれが、行動を起こす際の力になることも多いからです。

ただ見返り「ばかり」を求めていると、
周りの人が離れていく原因になってしまうのも事実ですよね。

心境としてベターなのは…
こちらの行動に対して、
相手からのリアクションが無くとも、特に気にならない状態。

を手に入れる事でしょう。

そのような心を育てる方法として、
簡単な3つのエクササイズをご紹介いたします。

焦らずやっていこうという気持ちで、少しずつ育んでいってください。

身近な人とシェアする際の心持ち

食べ物や飲み物を
家族や友人、職場の人など、
身近な人とシェアしたことはありますか?

この時の心持ちを少し変えるだけでも、
「見返りを求めない心」というのを育てることが出来ます。

一番良いのは、
『皆でシェアすればもっと美味しくなる』という心持ちです。

ここには
「皆で楽しく、皆で美味しく」
という気持ちが込められていますよね。

シェアする時の気持ちとして…
「珍しいものを買ってきたから」
「これ美味しいから食べてみて」
というのがありますが、
これは実は
相手からのリアクションを求めている状態なっています。

この『皆で美味しく、皆で楽しく』という心は…
気持ちを一方通行な状態に持っていくことが狙いです。

この一方通行という状態を
自分の中に育てていくことが、
「見返りを求めない心」を育んでいくことに繋がります。

家族と、友達と、職場の人と
身近な人と食べ物をシェアする際は、
『皆でシェアすればもっと美味しくなる』
という気持ちで挑んでみてください。

この心持ちは少しずつですが、
「相手のために」という心を育んでくれます。

募金は見返りを求めない心をつくる

募金をするといっても、
大袈裟に考えなくて大丈夫です。

例えば
コンビニエンスストアなどで
レジ横に募金箱があるのを見たことがありませんか?

その募金箱に募金をするのです。

現金で買い物をした際など、
おつりをそこに募金してください。

大きな金額を募金する必要もありませんし、
わざわざ募金をしに出掛ける必要もありません。

貰った「おつり」からキリの良い金額を入れれば良いだけです。

1円玉、5円玉、10円玉、
「銀色ではないモノを入れる」
など自分の中でルールを決めるとやりやすいですね。

買い物をした際、
その自分のルール内で毎回募金をしてみてください。

募金というのは、
その瞬間に相手からリアクションが返ってくるものではありません。

そのお金が、どのように役に立っているのか?
それもリアルタイムで判りません。

この『募金』という行動は、かなり一方通行ですよね。

その一方通行な心が、
見返りを求めない自分を少しずつ育んでくれます。

「お先にどうぞ」の心を持つ

日常生活の中で
目の前の相手に対して
「お先にどうぞ」という気持ちを持つことも
見返りを求めない心をつくる助けに成ってくれます。

例えば、
電車やバスに乗っていて
周りを見て、座りたそうな人がいたら
自分の座席を譲ってあげるというのは王道です。

他にも多くのシーンがあるのが…
ドアを開いてあげる、
椅子を引いてあげる、
エレベーターが開いた際に
Openボタンを押して待ち、
相手を先に降ろしてあげる…。

というものです。
別に相手の両手がふさがってなくても良いです。
出来るシーンに遭遇したなら、
「お先にどうぞ」の心持ちを、どんどん行動してみてください。

こういった些細な行動の積み重ねは、
「相手のために」という心を育んでくれます。

少しずつではありますが、見返りを求めない心をつくるための助けに成ってくれます。

この記事の最後に

筆者も上記3つを実践しています。

中でも『募金』というのは、
その場でリアクションが返って来ません。
見返りを求めない自分をつくる方法として
かなり効果的ではないかと感じています。

一方、
相手がいての行動は、
その瞬間相手から何らかのリアクションが返ってきます。

「お先にどうぞの心持ち」では、
最初、素通りする相手に対して
「リアクション無しかよ」と思っていた時期もありました。

しかし続けていくうちに、
相手のリアクションが無くとも、全く気にならなくなりました。

些細な心境ではありますが、
この『気にならなくなった』という状態が、
見返りを求めない心の状態への第一歩になります。

本記事でご紹介しました方法は、
「今日の明日に、見返りを求めない自分に成れる」方法ではありません。

ですが、日常の多くのシーンで出来る、簡単なエクササイズです。

本記事が、
見返りを求めない自分作りの参考になれば嬉しいです。

それでは、
本日も
最後まで読んで戴き、
誠に有難うございました。

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