コミュニケーションを取るために大切なこと~関係の土台作り~
職場やコミュニティで上手くコミュニケーションがとりたい。
でも、相手によってコミュニケーションを取りづらい雰囲気ってありますよね。
こんな時は無理に会話を探そうと悪戦苦闘するよりも…
職場やコミュニティにおいて
『いつでもコミュニケーションを取りやすい雰囲気』
というのをこちらから作っておくのが得策です。
そのような雰囲気を作っておけば、
相手もこちらに対して心を開きやすくなります。
例えば、
自然な挨拶が出来るようになったり、
自然に笑い合えるようになったり…
ふとした瞬間に「心の垣根」が下がったかな?と感じるようになります。
今回の記事の効果に
「即効性」というものはございませんが…
地道に積み上げていけば
相手と自然にコミュニケーションが取れるようになります。
その方法をご紹介したいと思います。
目次
コミュニケーションを円滑にするための土台作り
コミュニケーションが上手く行くか否か?
これって実は、
「どれだけ会話が上手か?」というのは、さほど問題ではありません。
コミュニケーションにおいて大切なのは…
『いかに相手の心を開けるか?』にかかっています。
相手が心を開いてくれれば…
相手から話しかけてくることもあるでしょうし、無言の時間があっても以前ほど重く感じなくなります。
こちらの話題も相手が受けやすくなりますし、無理に会話を作っているという不自然さも少なくなっていきます。
『相手の心を開く』その為に必要なのは、
こちら側の日常における振舞いです。
以下で3つの方法をご紹介いたします。
特に「1番、2番」は必須項目ですので必ず実行してください。
それに慣れてきたら「3番」を取り入れていくというステップで行きましょう。
1.笑顔を心がける
コミュニケーションにおいて『笑顔』というのは最も大切です。
笑顔でいる相手に対しては緊張感や警戒心を緩ませます。
例えば
職場などで何か質問をするのにも、
難しい顔をしている上司より
同じことを知っている
にこにこと雰囲気の柔らかい人に聞きたいと思いますよね。
こういった事からも、
コミュニケーションの土台として大切なのが…
『相手を笑顔で迎える』ことなのです。
ただ…
そう言っても難しいですよね。
ここで大切になってくるのが、
『笑顔を作るエクササイズ』です。
1日に1分間だけ、
笑顔のエクササイズ時間を設けてください。
最初の内は
鏡に自分を映しながら練習をします。
どんな表情が良いか?
というのが目に見えますので効果的です。
トイレに行った時、
ロッカーで鏡に自分を映した時など
鏡に向かって30秒
『(o^―^o)ニコ』という表情を作る練習をしてみてください。
笑顔の練習を習慣化させることによって表情筋が鍛えられます。
そのチャーミングな笑顔が、
ご自身の自然なものとして定着していくのですね。
そうなれば、
他の誰かと会話する時や
ちょっと楽しい雰囲気になった時など
ことあるごとに自然な笑顔を出していくことが出来ます。
そのようなあなた様を他の人が見た時、
「柔らかい雰囲気の人だ」と思わせる事が出来るのです。
それは同時に、
今後のコミュニケーションの土台になっていきます。
2.挨拶はこちらからする
笑顔の土台を作れたなら、次のステップは『挨拶』です。
職場やコミュニティで相手が居た時、
何となく挨拶もうやむやに1日を始めるのではなく、
こちらから
『おはようございます!!(o^―^o)』と仕掛けてください。
挨拶というのは、
意外と「されなければしない」という状態になりやすいものです。
ですので、
こちらから積極的に声を掛ける事が大切です。
相手が挨拶を返しやすい雰囲気を作ってあげるのですね。
そうすることで、
双方共に1日のスタートを良いものにすることが出来ます。
そういった雰囲気を持っている人に対して、人は心も開きやすくなります。
挨拶は発声を伴うものですので、慣れていなければ意外と難しかったりします。
ですのでステップを踏んで練習して戴ければと思います。
下記で挨拶の練習方法をご紹介いたします。
①発声練習
挨拶と一言で言っても
慣れを必要としますので、まずは挨拶の発声に自分を慣らしていきましょう。
出勤前など「1分」の時間を確保して、
「おはようございます」の発声練習をします。
口にタオルなどを当てて行えば、
周りに挨拶練習が漏れるというのも極力減らせますので有効です。
やはり歯切れの良い挨拶をするには
慣れることが必要になってきます。
毎日のエクササイズを大切にしてください。
②発声練習に笑顔を加える
ステップ1の発声練習に慣れてきたら、次はそこに笑顔を加えて行います。
練習方法としましては
「ステップ1」のタオル越しに笑顔を加えるだけです。
『笑顔で挨拶』というのは、慣れていなければ意外と難しいものですが、
実はこれも練習をすることで手に入れることが出来ます。
やはり挨拶をされる側にとっても
真顔で挨拶をされるのか?
笑顔で挨拶をされるのか?
では、湧いてくる心境に雲泥の差が生まれます。
笑顔で挨拶をされた方が、気持ち良いですよね。
それと同じく、笑顔で挨拶をした側も気持ちよくなれます。
やはり気持ちの良い挨拶は笑顔が伴ってこそです。
③親しい間柄から自分を慣らしていく
上記ステップを踏んで
笑顔での挨拶に馴染んできたからと言っても
いきなり周りの人に…というのは難しいです。
ですので、
まずは職場の親しい間柄、コミュニティの親しい間柄の人に対して、少しずつ自分を慣らしていきましょう。
最終的には
相手の目を見て
『おはようございます(o^―^o)ニコ』
と挨拶できる状態まで持っていくのがベストです。
親しいからこそ気恥ずかしいというのもありましょうが、
このステップを乗り越えることによって、
他の人に対しても笑顔で挨拶を仕掛けやすくなります。
『笑顔で挨拶をこちらから』
というのはコミュニケーションの重要な土台になっていきます。
是非、ご自身のものにしていただければと思います。
3.相手を褒める
「笑顔でいる」ことを手に入れて、
「笑顔で挨拶をこちらから」を自然に出来るようになりましたら…
第3ステップは、
『相手を褒める』に進んで行きます。
例えば、
「○○さんっていつも仕事が丁寧ですよね」
というように気軽に褒めることをしてみてください。
ただ、
誰かを褒める事に慣れていないと最初は難しいものです。
そのような時は
仕事に関して、コミュニティでの活躍に関してなど…
褒めやすいところを事前に見つけておくのがベターです。
実はこれも
『挨拶の発声練習』と同じように、
「○○さんっていつも仕事が丁寧ですよね!!」
「○○さんっていつも仕事が丁寧ですよね!!」
というように…
その文言を台詞のように練習することで…
いきなり本番を迎えるよりもスムーズに言えるようになります。
バカみたいでも良いのです。
自身に染み込ませる事が大切なのです。
このように
「練習+実践」を繰り返すことで、
いつの日か、自然に相手を褒められるように成っていきます。
そして
相手を褒める時の心持ちと致しましては…
『一方通行で良い』
『そこから会話に繋がらなくとも良い』というものでいきましょう。
人に褒められると、どんな些細なことであっても嬉しくなりますよね。
そういった「嬉しい」という気持ちを持ってもらうことで、より心を開いてもらいやすくなるのです。
この記事の最後に
今回のお話は
「コミュニケーションの土台作り」でした。
コミュニケーションというのは、
人と人ですので、
一番大切なのは信頼や信用です。
本記事の方法は
「今日の明日に相手とコミュニケーションが円滑になる!!」
という即効性はありません。
ですが、
コミュニケーションの大前提となる
「心を開いてもらうための土台作り」という点では相当な力を発揮してくれます。
コミュニケーションにおきましては、
相手に心を開いてもらい、2人の間の心の垣根を自然に外していくことが最も大切です。
焦らず、
ゆっくりと相手との関係を築いていってください。
本記事が
お役に立てれば嬉しいです。
それでは、
本日も最後までお読み戴き、
誠に有り難うございました。