「辛い時期を乗り越える」簡単に出来る3つの具体的な方法

2022.02.09
「辛い時期を乗り越える」簡単に出来る3つの具体的な方法

仕事で、人間関係で、恋愛で…
社会で関係が複雑になった分、
心が辛い状態になることが多いです。

辛さが人を強くするとは言いますが、
辛い経験をしてこのまま壊れてしまうのではないか?
とも心配になりますよね。

辛い時期に辛いままを抱え込んでしまうと
心に大きな影響を及ぼしてしまいます。

そこで本記事では、
辛い時期に辛いままを抱え込まないよう、
そのヒントとして…
無理のない『心の発散方法』を3つご紹介致します。

「辛い時期を乗り越える」簡単に出来る3つの具体的な方法

人は身体が疲れるよりも、
心が疲れてしまう方が厄介です。

心が疲れていると
普段は何でもないようなことも気にしてしまいます。

身体的なパフォーマンスも鈍ってきます。

そうなると、
ミスをしたりして余計に落ち込みます。

心が疲れてしまうと
日常生活に悪循環しか生み出さなくなるのです。

そうなってしまう前に、
「心を発散」させることは、
とても大切なことです。

下記で
無理なく簡単にできる
『精神的に辛い時期の乗り越え方』3つの方法をご紹介致します。

思いきり泣く「涙を流す」

涙を流すとストレスが発散される。
そう聞いた事はありませんか?

実は、涙とストレスには密接な関係があります。

泣きどころは人によって様々ですが、

心が燃えたり、感動したり、
悲しきときや悔しい時、苦しい時など、
涙しませんか?

このように気持ちが昂って出る涙は、
ストレスの原因物質である
「コルチゾール」というホルモンも一緒に出してくれるのです。

そして同時に、
涙には多幸感をもたらす
脳内物質「エンドルフィン」に似たものも含まれていると言われています。

『思いきり泣いたら少しスッキリした』
なんて経験はありませんか?

涙はストレス物質を外に出し、
更にエンドルフィンに似た作用で
ストレスによる苦痛を緩和してくれているからなのですね。

ですので、
「感情を昂らせて泣く」というのは、
心にも身体にも大切なことで、
現在の辛い状況から
少しずつ心を救うため大切な手段になります。

泣ける動画、
泣きたい時 名言、
泣きたい時 映画、
泣きたい時に聞く曲、
泣きたい時に見る動画、

など色々検索してみると、
自分にピッタリ合った
「泣けるもの」が見つかるはずです。

是非
「思いきり泣く」というのを試して戴ければと思います。

ちなみに…
体内のストレス物質を排出する涙は
『感情が動いた時に出る涙』に限定されます。

玉ねぎを切った、ワサビを食べた、
目に虫が入ったなどの涙には、
ストレス物質の排出は無いとされています。

気持ちを溜め込まないで外へ逃がす

この方法はオーソドックスな方法ですが、
心の発散効果はかなり大きいです。

辛い、苦しい、悲しいなど
そういったネガティブな感情を
身近な人に話したり、言葉に出すことで、
ネガティブな気持ちを、自分の中に溜め込まず外へ逃がし…
心の状態を緩和するという方法です。

ただ、
「身近な人だから余計に話せない」という状況もありますよね。

そのような場合、
辛い気持ちを聴いてくれるのは身近な人だけではありません。

「心の悩み 無料相談」などで検索すれば
オンラインや電話での無料相談があります。

会話するのに緊張してしまう方は、
メールやlineでの無料相談もあります。

そういった場所で気持ちを話して、
今の辛い心の状況を少しでも軽くしてみてください。

人と話すことが苦手な方は…

気持ちを溜め込まず外に逃がすとは、
「誰かに話すこと」限定ではありません。

人と話すことが苦手な方だっていらっしゃいます。

でしたら
例えばぬいぐるみ等に
一方的に語りかけるというのでも大丈夫です。

植物に語る、一緒に居る小鳥ちゃんなどに語る…
というのでも大丈夫です。

または、
『今の辛い気持ち日記』などを作って、
文章に起こすのも効果があります。

頭の中で考えているだけでは、
外に気持ちが逃げて行きません。

言葉に出して語る。
現在の状況、気持ちを文章に起こす。

この方法でも、
辛い気持ちを外へ逃がすことが出来ます。

誰かに聞いてもらわずとも
自分の中に気持ちを溜め込まない状況を作れます。

適度な有酸素運動をする

適度な有酸素運動は、
脳の感情調節機能に対して良い影響を与えます。

有酸素運動は
心のストレスを発散するのに効果的なのです。

そのメカニズムとしては…

画像:Active Brain CLUB(脳のはなし)

①適度な有酸素運動をすることで、
私達の身体に「グルココルチコイド」という副腎皮質ホルモンが分泌されます。

②脳には
「視床下部(ししょうかぶ)」という場所があり、
そこでは感情調節の役割も担っています。

③適度な有酸素運動を行なうことで、
「グルココルチコイド」が分泌され、
そのホルモンが脳の視床下部の感情調節機能に働いてくれます。

④すると、
ネガティブな感情が低下して、
同時にポジティブな感情が上昇していくのです。

運動などをして
「気持ちが上がるな」というのは、
こういった効果からかもしれません。

このメカニズムを利用して、
心の状態をポジティブに持っていくのもお勧めです。

『室内 有酸素運動』と検索すれば、
手軽に出来る運動が多数紹介されています。

ただ…
気持ちが塞いでいる時などは、
なかなか運動しようとは思えませんよね。
そんな時は心の状態が落ち着くまで、
無理して行なわないようにしてください。

この記事の最後に

今回の方法は、
気持ちが塞いでいる時、
自身の負担にならないような順序でご紹介させて戴きました。

1.涙を流す
2.気持ちを言葉にする
3.有酸素運動をする

とありました。

気持ちが本当に塞いでしまうと、
誰かに話したり、運動をしたりというのは
とてもハードルが高いです。

ですのでまずは…
「思いきり涙を流す」から始めて…
少しスッキリしたら
「気持ちを言葉にする」を取り入れていく。
もう少し楽になったら、
「有酸素運動」を取り入れてみる。

というように
「段階的」に移行して戴くと、
心身への負担も少なく行なっていけるはずです。

現代社会はストレスが多いです。
健やかな日常生活を護るには、
『まず自身の心を護ること』が最重要だと筆者は考えております。

皆様にも私にも、
いつも心に余裕のある日常がありますように。

それでは
本日も最後までお読み戴き、
誠に有り難うございました。

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