職場の苦手な人への対応…緊張はこの積み重ねで少し楽になる

2020.09.15
職場の苦手な人への対応…緊張はこの積み重ねで少し楽になる

「職場で苦手な人がいる」
仕事内容は悪くないのに
職場の人間関係が微妙だから毎日が憂鬱…。
1日の3分の1の時間は仕事に占められているからこそ
仕事の時間が憂鬱というのは辛いですよね。

そのような環境では
「仕事で本来の自分の力が発揮できない」
ということに繋がっていきますし、
そもそも職場に行くことが嫌になります。

自分自身ストレスを抱えないために

職場での人間関係を良くするために
無理に相手と仲良くする必要はありません。

ですが、
嫌いだからとあからさまに無視したりするのも良くありません。
その空気が自分自身にもストレスになってしまうからです。

ここから
悪い例を交えて
苦手な人の「いなし方」を書かせていただきます。

苦手な人を無視すると自分もストレスに

今の職場で一緒に働いている苦手な人と
「嫌だからなるべく避けよう」
「話しかけられても目線を合わさない」
というようになってしまってませんか?

実はこのような行動をしてしまうと、
言葉には出さなくとも
こちらが醸し出す雰囲気、態度、などで
「あなたの事が嫌いです」ということを伝えてしまいます。

そうなると相手もそれを察知し、
こちらに対する態度が悪いものになってしまいかねません。

例えば…
「Aさんは私に対して態度が悪い気がする…」
そう感じた時、
こちらもAさんに対して
良い気持ちは持てなかった…などという経験はございませんか?

相手に対しての嫌悪は
雰囲気、振舞いに出てしまい「嫌いが相手に伝染」します。
そうなると相手もこちらに対して
「良い印象を持てない」⇒「嫌い」になってしまうのです。

「向こうが私の事を嫌うなら私もあなたを嫌う」という状態ですね。

そうなってしまうと
相手と同じ空間に居る際の
その場の空気が嫌なものになり、
仕事にもプライベートにも差し支えてきてしまいます…。

ですので苦手な人に対して
「嫌だからなるべく避けよう」
「話しかけられても目線を合わさない」
というのは、自分のためにも良くない行動になるのです。

苦手な人には敢えて挨拶を

では、その苦手な人に対し
どのような接し方をしていくのが良いのでしょうか。

結論から申しますと、
『こちらから挨拶をする』
これだけです。

「おはようございます」
「お疲れ様です」
「お先に失礼します」
これらをするだけです。

そして、ただ挨拶をするのではなく、
「口角をあげながら」
「相手の目を見て」
「こちらから挨拶をする」
というのを行なってほしいのです。

挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいません。
こちらからそのように出来れば、空気も悪くなりません。

この挨拶は、
「相手に好意を持っています」というメッセージを
ダイレクトに送るものではありません。
しかし、
・相手の目を見ている
・口角が上がっている
・こちらから先に挨拶を発している
これらの事は
好意を示されているように相手側には見えるのです。

朝の「おはようございます」
すれ違う時の「お疲れ様です」
帰り際の「お先に失礼します」

苦手な相手を無視するという状態では、
相手側もこちらに嫌悪を抱き、
職場の空気そのものが嫌なものになってしまいますが…
こちらから「挨拶」というカタチで持ちかけるだけで、
自分自身、場の嫌な空気を回避して毎日を過ごすことが出来ます。

そして挨拶は苦手な人のみならず、
職場で多くの人にこちらから持ちかけることで、
周囲のこちらを見る目も確実に良いものに変わります。

嫌な空気を回避して、周囲からの評価が上がる。
一石二鳥を狙えるのですね。

この記事の最後に

良い挨拶というのは、その人に良いイメージしか作りません。

ですので、筆者は挨拶には特に力を入れています。
同じ建物で働いている人には、
部署や業種を問わず必ずこちらから挨拶をします。
その行動あってか
多くの方々に快く接して戴いております。

職場の良し悪しは、
人間関係の良し悪しが大部分を占めている…
そう筆者は思っています。
仕事内容が多少辛くとも人間関係さえ良ければ
そこそこ耐えることが出来る。
それくらい職場の人間関係は重要だと思っています。

無理をして苦手な相手と仲良くなろうとする必要はありません。
『挨拶だけ』に力を入れてみてください。

この方法を上手くいかせれば、
今までと少し環境が変わっていきます。

本日も
最後までお読み戴き、
誠に有難うございました。

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